1. 派遣 de パート HOME>
  2. お役立ちコラム>
  3. 働き方>
  4. 新型コロナで注目!休業手当にも関わる「平均賃金」の計算方法を解説

働き方 2020/04/28

新型コロナで注目!休業手当にも関わる「平均賃金」の計算方法を解説

  • Facebook
  • Twitter
  • はてブ
  • LINE
「平均賃金」の計算方法

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、さまざまな職種の業務が縮小されたり、店舗が休業になったりしています。
そのため、ウイルスに感染したわけではなくても、会社から自宅待機を命じられたり、仕事を休むようにと指示されたりしている方も多いでしょう。

そして「仕事がないから」など会社の都合で休むことになった場合は、正社員だけではなく派遣社員やパートタイマーであっても休業手当が支給されることになっています。

そこで気になるのが、自分は休業手当をどれくらいもらえるのかということですよね。
休業手当については、「平均賃金の6割もらえる」と聞いたことがあるかもしれません。
かと言って、単純に「基本給や日給(時給)の6割もらえる」というわけではないのです。

今回は、休業手当にも関わる「平均賃金」の計算方法や、時給や日給の場合はどうするのかなどの疑問点について解説します。

 

平均賃金って何?

平均賃金って何?

平均賃金とは、労働基準法で定められた計算方法により「休んだ日以前の3ヶ月間にもらった賃金の総額を、その期間の総日数で割った金額」となっており、休業手当の計算に必要な金額です。

その目的は、従業員の生活を保障して人間らしい生活ができる賃金を支払うことです。

 

平均賃金の計算方法は?

休業手当を計算する際の基準となる平均賃金ですが、計算方法は2種類あり、2種類の計算方法で出た金額の高い方を採用することになっています。

①3ヶ月間の賃金の総支給額÷3ヶ月間の歴日数
②3ヶ月間の賃金の総支給額÷3ヶ月間の労働日数×60%

「賃金の総支給額」とは、毎月のお給料日にもらえる賃金すべてが対象で、交通費、歩合給、残業代や皆勤手当てなども含まれます
ただし、半年ごとなど3ヶ月を超える期間にもらう賞与や、臨時にもらう結婚手当・傷病手当などは含まれません。

「歴日数」とは、カレンダー上の日数のことで、休日も含まれます
ただし、産前産後休業期間、育児・介護休業期間、試用期間などは、歴日数から引かれることになるので注意が必要です。

 

平均賃金を計算してみましょう

① 3ヶ月間の賃金の総支給額÷3ヶ月間の歴日数 で計算する場合

平均賃金の出し方

月にパート代で7万円、交通費で1万円支給されている場合の3ヶ月の総支給額は、

(7万円+1万円)×3ヶ月で24万円。
1月から3月の歴日数は、1月(31日)+2月(29日※)+3月(31日)で91日。※2020年の場合
平均賃金は、24万円÷91日=2,637.36円となります。 ※小数点第3位を切り捨て

この場合の休業手当は、1日当たり2,637.36×0.6=1,582円です。 ※小数点第1位以下は四捨五入

 

②3ヶ月間の賃金の総支給額÷3ヶ月間の労働日数×60% で計算する場合

平均賃金の出し方

月にパート代で7万円、交通費で1万円支給されている場合の3ヶ月間の総支給額は、
(7万円+1万円)×3ヶ月で24万円。
パート勤務が週3日×4週間×3ヶ月の場合の期間中の労働日数は36日なので、
平均賃金は、24万円÷36日×0.6=3,999.99円となります。 ※小数点第3位を切り捨て

この場合の休業手当は、1日当たり3,999.99×0.6=2,400円です。 ※小数点第1位以下は四捨五入

①と②で出た金額を比べたとき、②の計算式の方が金額は多いので、平均賃金としては②の計算式の「3ヶ月間の賃金の総支給額」÷「3ヶ月間の労働日数」×60%が適用されます。

 

平均賃金の疑問を解決!

平均賃金は基本給を出勤日数で割った金額や日給と同じじゃないの?

違います!「平均」という言葉のせいで誤解されがちなのですが、基本給のほかに支給される賃金がすべて対象となります。
欠勤したときなどに日割で計算される賃金や、単純な日給ではありませんので、注意が必要です。

 

入社してから3ヶ月も経っていません。平均賃金は計算できない?

入社して3ヶ月未満でも大丈夫です!入社後の総日数と、その期間中の賃金の総支給額をもとに、平均賃金を計算することができます。
ただし、賃金締切日がある場合には、直前の賃金締切日までの賃金と日数で計算します。

 

日給や時給で働いています。平均賃金はどうやって計算するの?

日給や時給の場合は、休日や欠勤日数が多いと平均賃金が減少してしまうことがあるので、労働日数をもとに計算される「最低保証額」という制度が定められています。

最低保証額=その期間中の賃金の総支給額÷その期間中の労働日数×60%
※②の計算式と意味は同じです

この最低保証額と①の歴日数を使用する平均賃金の計算で、高い方の金額が平均賃金となります。

 

まとめ

平均賃金について、気になる情報をまとめました。

現在、先の見えない自粛生活や仕事の減少などで、不安な日々を過ごされているかもしれません。
特に、仕事の休みが続くと収入が減ることが心配ですよね。

派遣社員やパートタイマーでも休業手当がもらえるということをしっかりと理解して、きちんと支給してもらえるように、自分で平均賃金を計算してみてはいかがでしょうか。
もらえる予定の休業手当を把握しておけば、今後に備えることができます。

もしも派遣先やパート先で心配なことがあれば、信頼できる担当者に相談してみてくださいね。

現在、子どもの休校に合わせて勤務時間や日数を調整しやすい仕事を探している方、別の派遣会社で働いているけど待遇に不安があるという方は「派遣deパート」にご相談ください。
あなたのご希望に合わせたお仕事をご紹介します。

在宅勤務のお仕事あります

登録ボタン

  • Facebook
  • Twitter
  • はてブ
  • LINE