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働き方 2019/05/07

扶養内で働く主婦は年収103万円と130万円、どっちがお得?

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パートで働き、年収を103万円以下に抑えている主婦の方は多いですよね。
なぜ103万円以下に抑えるのかといえば、「税金を払いたくないから」「夫の扶養に入りたいから」というのが主な理由です。

たしかに103万円を超えると住民税に加えて「所得税」がかかります。
でも具体的に所得税がいくらかかるのかを計算せずに、漠然と103万円以下に抑えているのなら、それはもったいないことです!
所得税を払うことを考慮しても、130万円未満まで年収を増やした方がお得になるケースもあるからです。

そこで今回は、パートで働く主婦は年収103万円以下か130万円未満か、どっちがお得なのかについてお伝えします。

※「106万円の壁」に該当する方は対象外の記事となっています。
106万円の壁についての詳細は、下記の記事をご覧ください。

 

年収103万円以下で働くメリット

妻の年収が103万円以下なら、

  • 所得税がかからない
  • 配偶者控除を満額(38万円)受けられるので、夫の税金が安くなる

という2つのメリットがあります。

所得税は、収入から「給与所得控除(65万円)」と「基礎控除(38万円)」を引いた「課税所得金額」をもとに算出されます。
つまり、65万円+38万円=103万円までは、課税所得金額がゼロになるため、所得税がかからないのです。

ただし、年収が100万円(居住地によっては93万円~)を超えた場合は「住民税」がかかります。

 

「130万円未満」まで年収を増やすとどうなるの?

1.所得税がかかる

年収が103万円を超えると、「所得税」がかかるようになります。
所得税は先に書いたとおり、課税所得金額をもとに算出します。

仮に年収が125万円だとすると
125万円-(65万円+38万円)=22万円となり、この22万円が課税対象となります。
納める所得税はこの22万円に下記の「所得税率」を掛けた金額です。

所得税率

出典:国税庁ホームページ

年収125万円の方なら税率は5%ですので
22万円×0.05=11,000円(1年間にかかる所得税の合計金額)
となります。

 

2.世帯年収が大幅アップ!

妻の年収が「103万円以下」から「130万円未満」になることで、世帯全体の年収はどの程度アップするのでしょうか。

夫の年収(手取り)が600万円の場合のモデルケース

①妻の年収が103万円の場合
600万円+103万円=703万円

②妻の年収が125万円の場合
600万円+(125万円-所得税11,000円)=723万9,000円

となり、世帯年収(手取り)がおよそ21万円(妻のパート代の約2ヶ月分に相当)アップします。
働き方改革により夫の残業代が減って家計がピンチ!いう家庭にとって、21万円のアップはかなり嬉しい金額ではないでしょうか。

ただし、「103万円の壁」には交通費や通勤手当は含まれませんが、「130万円の壁」には含まれますので、交通費込みで130万円を超えないように調整する必要があります。
交通費が月額5,000円の方は、5,000円×12ヶ月=60,000円ですので、年収を124万円までに抑えましょう。

103万か130万はどっちがお得

 

3.選べる仕事の幅が広がる

意外に思うかも知れませんが派遣社員として働くなら、年収103万円以下よりも130万円未満まで増やした方が、選べる仕事の幅が広がる場合があります。

年収103万円以下に抑えたい人が、時給1,300円で1日5時間くらい働く場合

103万円÷12ヶ月=約85,000円…ひと月あたりの収入の上限
1,300円×5時間=6,500円…1日あたりの収入
85,000円÷6,500円=約13日
となり、月に13日までしか働くことができません。

つまり、やりたい仕事が「週4日以上」を条件にしていた場合は、エントリーすることすらできないのです。

特にクリエイティブ系やIT系などの専門職は、時給が高くなる傾向にあります。
扶養内で働く場合でも「130万円未満」まで収入の枠を広げた方が求人件数は多く、希望の仕事を見つけやすいでしょう。

 

配偶者控除は受けられる?

「配偶者控除」は年収103万円以下が対象ですが、103万円を超えても「配偶者特別控除」を受けることができます。

配偶者控除

「年収130万円未満」なら配偶者特別控除を満額受けられますので、夫の税金が高くなる心配はありません。

 

働く時間はどれくらい増える?

103万か130万はどっちがお得

年収が上がる=仕事が忙しくなって、家事や子育てに影響が出るのでは?と心配される方も多いでしょう。具体的なモデルケースで比べてみます。

時給1,350円で1日5時間/週3日勤務の場合

1,350円×5時間×12日=81,000円
81,000円×12ヶ月=97万2,000円(※年収103万円以内)
この働き方を以下のように変えてみます。

ケース① 1日5時間のまま、週4日にする。

1,350円×5時間×16日=108,000円
108,000円×12ヶ月=129万6,000円
所得税 13,300円
129万6,000円-13,300円=128万2,700円

手取り年収:約31万円アップ
労働時間:年間240時間アップ(ひと月あたり20時間)

ケース② 週3日のまま、1日6時間にする。

1,350円×6時間×12日=97,200円
97,200円×12ヶ月=116万6,400円
所得税 6,820円
116万6,400円-6,820円=115万9,580円

手取り年収:約18万7,000円アップ
労働時間:年間144時間アップ(ひと月あたり12時間)

いかがでしょうか?
家族構成やお子様の年齢によっても違ってくると思いますが、1日1時間だけ延ばす、あるいは週に1日だけ増やすくらいなら、子育てや家事にもそれほど影響は出ないかも知れませんね。

 

まとめ

103万か130万はどっちがお得

このように、どうしても103万円以下に抑えないといけない場合を除き、130万円まで収入を増やした方が、お得になるケースがあります。

自分の場合はどうなるんだろう?という方は、一度「派遣deパート」までお問い合わせください。
あなたにぴったりの働き方をご案内いたします。

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